なよなよブログ

旅行と書評と音楽と、仮住まいの寄留者

エセ平和主義者にはウンザリだ

f:id:nayoung1103:20220228154411j:image

[↑ロシア旅行した時。シベリア鉄道の某駅]

 

先週、ロシア・ウクライナ間で戦争が始まったと報じられた。

SNSには#prayforukraine #standwithukraine などのタグの付いた大量のツイートがあちこちで散見された。

 

ウクライナのために祈ろう」「戦争反対」「ウクライナに平和を」「ロシアによるウクライナ侵攻に反対します」「ポーランドウクライナ人を無条件で受け入れるそうだ!勇気ある決断だ!」などの文言を、この数日間の間に何度見ただろう。

 

私はテレビでニュースは殆ど見ない。好きなドラマを見たい時だけテレビを見る。

ニュースはだいたいネットで知ることが殆ど。

 

だけどSNSのTLでこれだけの文言を見たらマスコミの報道がかなり西側に寄っている事はだいたい想像がついてしまった。

 

アメリカがソマリア空爆したり、イスラエルが定期的にパレスチナやシリアを無差別に爆撃している事は日本のメディアではほぼ聞かない。
イエメンがサウジやその他同盟国(笑)に空爆されていることも日本のニュースでは殆ど聞かないし、話題にも上らない。何ならそのような蛮行に毎日のように異を唱えて「〇〇(国の名前)のために祈ろう」と言う人はあまり見かけないのは一体どういうことなのか。ダブスタもいいところだ。

 

しかもアメリカのA級戦犯の1人であるB.オバマがロシアを非難する声明を発表したと聞いて、「いい加減黙ったらどうだこの戦争犯罪人め」と思わず心の中で言ってしまった。

 

調べれば分かることだが、オバマ政権はシリア、イラクアフガニスタンリビア、イエメン、ソマリアパキスタンの7か国で26,171発の爆弾を投下し(しかも2016年というたった1年間で!)、アフガニスタンを含む同盟国(笑)と協力して、2007年から2016年まで何百万人もの民間人を殺害した。

彼にはノーベル平和賞ではなく、ノーベル戦争犯罪賞でも授与したら良いと思う(そんな賞があればの話だがw)

 

どいつもこいつもマジでいい加減にしろ。

中東やアフリカで起きている戦争犯罪は大した事ないと思ってるかのような連中にはほとほとウンザリだ。吐き気がする。